アメリカ社会で底辺の生活をする人のブログ

〜日本に帰りたい。でも帰れない..〜

まさか家族にホームレスが出るとはねぇ… 三女ナンシー ストリートで生活を始める

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両親はアパートを追い出され、長女の旦那のアパートで居候生活を始める事になった。

 

三女ナンシー(仮名)は素行が悪い為、長女の旦那が高校生になった自分の娘に悪影響を及ぼすのを恐れて、ナンシーは出禁になった。それでも長女の旦那がいない間にアパートに出向き、以前聞いて覚えていた入口のロックを外し、部屋まできて喚き散らした。母親は働いていない為常に家にいる事を知っていたナンシーは、「お腹が空いた。食べ物をくれ。」「お金をくれ。」と言い、心配した母親はご飯を食べさせた。でもお金は無かったので断ると、母親を殴りつけて母親の携帯を奪って売りに行ってしまうナンシーだった。

 

彼女は文字通りストリートで生活する「浮浪者」となっていた。私の彼氏マイク(仮名・ナンシーの兄)に、「今ナンシーどこに住んでるの?」と聞くと、「知らんよ。」と。

 

数日後に私が「公園でウォーキングしてくる。」とマイクに言えば、「あ、その公園、ナンシーが住んでるところだ。」と。

 

なぬ?? 公園に住んでいる?!

 

すごいな、ナンシー。ある意味アウトドアじゃないか。ちょっと羨ましいじゃないか。

 

別の日は、テナントが入っていないレンガ造りの建物を指差して、「今ナンシー、あそこに連れと一緒に住んでるよ。」とマイク。この建物の窓ガラスを割りそこで寝泊まりしていたようだ。だけどメスヘッズ(メタンフェタミンのジャンキー)の彼らはおとなしくするという事を知らない。住人がいるはずのない建物から騒ぐ声を聞いた隣人が警察を呼び、そこは退去する事になった。

 

ナンシーはクリスという彼氏が出来ていた。クリスは両親が刑務所にいる為、祖母に育ててもらった。ヤク中で働きもしないクリスは、祖母の家から追い出されていた。だから二人で浮浪者をしていた。でも元々激しい性格の二人は喧嘩も激しく、お互いを切りつけたりし、血だらけで母親のアパートに出没するナンシーを見たアパートの住人からは白い目で見られた。冬の寒い日はアパートの駐車場(屋根付き)の車と車の間で寝ていた。ナンシーはツメが甘いところがあり、せめて長女の旦那の車の間に寝ていればいいものを、他の住人の車の近くで寝ていて苦情が出たものだから、今度は長女の旦那にとても迷惑がかかる事となる。

 

家族中を頼りきって家族中に大迷惑をかけながらも、更生させようとすると大反発して姿をくらますナンシー。ドラッグをやり、お腹が空いたら家族を頼り、子供は元旦那の家族に預け、子供と面会の日にも現れず、彼氏と激しい生活をする。本能の赴くままにやりたいことだけして権利のみ主張し、義務は一切行わない妹ナンシー。こんなことがまかり通るのか?と思うけれど。そして振り回され続ける家族。

 

こんな生活をしているナンシーは低所得者扱いの為(無収入)、フードスタンプという食料を購入できる金券を受け、医療保険・医者にかかる費用は無料だ。いや、おかしいよ、アメリカ。生活の苦しいシングルマザーを支援するなら分かる。けど、こんなジャンキーの為に私たちの税金が使われていくなんて。ナンシーなんて、どうせフードスタンプを現金で額面より安く売って、クスリ買ってるに決まってる。

 

さてナンシーがホームレスを決め込んでから、1年が経過した。LAでも冬の夜は寒いが、なんとか冬も持ち越した。一体何歳になったら彼女は更生するのだろうか…マイクは「ナンシーは次に裁判所の出廷すっぽかしたら、長期に刑務所に入る事になる。いっそのこと刑務所にいてくれた方が、俺らは彼女がどこにいるかも分かるし、ちゃんとご飯も食べられて屋根の下に住んでるって分かるんだから、安心なんだけどな。」と言っていた。

 

ナンシーずる賢いから、こういうところだけしっかりおさえてくるんだよなー。