アメリカ社会で底辺の生活をする人のブログ

〜日本に帰りたい。でも帰れない..〜

ビビりまくりのアメリカ総領事館での面接

 朝一に総領事館の入るビルへ向かう。ビルの外から長蛇の列が作られていた。待合室で自分の名前が呼ばれるのを待つ。ここでビザを拒否されたら、アメリカ行きが水の泡になるので、何もやましい事が無いのに落ち着かない。

 

 窓口は4人。アジア顔の女性、日本語ぺらぺらの白人男性、日本人女性、あとは覚えていない。優しそうなアジア顔の女性に当たりたいなぁ〜と思うが、こういう時にクジ運の悪さを発揮する。一番当たりたくなかった、日本語ぺらぺらの白人男性が私の担当になった。

 

 冷酷な顔をしたまま私の書類に目を通す彼。私は異性の知り合いと一緒にその場にいたので、それを見ていた窓口の白人の方が言ったことに耳を疑った。

 

白人窓口「アメリカに行って、そのまま居残るつもり?」

私「いいえ。」

白人窓口「(近くに立っていた知り合いを指して)あの人はあなたの何?彼とアメリカで結婚して、そのまま暮らすとか?アメリカはいい国だからね。」

私「いや、私、日本に家族がいるし、日本好きだし。」

 

まくしたてるような早口な日本語で冷酷な顔で言ってくる彼。まぁそれが仕事なのでしょうが。ちなみに少しだけ簡単な英語で質問もされた。冷酷な顔をしたまま書類を全部確認し、受領書を渡された。とりあえず書類は受理されたのだ。後は、郵送でビザの押されたパスポートが送られてくるのを待つのみ。

 

私の後に冷酷な彼に呼ばれたのは、「俺は東京生まれHip Hop育ちを」見た目で100%証明したBボーイ。首からはBling blingなチェーンが垂れていた。すると冷酷な彼、ちょっと書類に目を通し、何かの質問をした。でもBボーイは「別に。」みたいな態度で挑んでしまったものだから、冷酷な彼は「ちゃんと返事できないみたいだから、横に立っといて。次!」とBボーイを横に立たせ、次の人を窓口に呼んでしまった。とことん冷酷だな。

 

今思うと、アメリカ総領事館のこの経験から、厳しいアメリカ社会で生きて行くことの準備が始まっていたのかもしれない。ちなみにビザの押されたパスポートは、1週間後に家に届いた。